メモ:トヨタ、監査等委員会設置会社に 社外の経営監視強化
トヨタ自動車は25日、監査等委員会設置会社に移行すると発表した。6月に予定する定時株主総会で承認を得て正式に移行する。
(中略)
株主総会後の取締役として、(中略)現在、補欠監査役の藤沢久美氏を候補者にした。
トヨタの北米法人の幹部であるクリス・レイノルズ氏のほか、現在社外取締役で三井住友銀行出身の大島真彦氏、現在の社外監査役の2人を新たに「監査等委員である取締役」の候補とする。
(中略)
新体制の取締役の人数は10人で変わらないが、独立社外取締役の数は4人から5人になる。女性取締役の数は1人から2人になる。
引用:日経新聞社監査等委員会、補欠監査役・・・。司法書士試験で会社法を勉強していて、字面では見ることのある単語。実際の記事(現実)で見ると、なかなかにテンションが上がる。
監査等委員会は3名以上構成され、過半数(3名の場合2名)が社外取締役。つまり最低2名の社外取締役が必要。「現在の社外監査役の2人を新たに「監査等委員である取締役」」とあるので、3名の監査当委員会を新設すると言うことか。
あと、「独立」社外取締役って試験には出てこない(と思う)。どうやら、証券取引所が定める独立性基準を満たした社外取締役を指す様だ。