読後感

斜陽/太宰治

タイトル:斜陽
著者:太宰治

 学生なら一度はハマる太宰治。そして、大人になってからも時折読み返したくなる。それが太宰治。(私だけ?)

 先日、いつもの様に目的もなく、ぷらっと本屋に寄ったときに、何気に太宰治の名前が目に止まったので、何かの縁と思い、そのコーナーにあった4、5冊の(太宰治の)文庫本をまとめて買ってみた。

 そして、店頭の本棚から手にとって、その表紙に気がついた時に驚いた。

 もし、私が松田優作なら、思わず「な、なんじゃこりゃああ!」って叫んでいと思われる。土手っ腹に穴をあけられたくらい、それくらい衝撃だった(大袈裟すぎる)。

 冒頭にも触れた通り、確かに学生時代に一度はハマる太宰治。学生に向けた表紙なのか? 中身は一緒なので買ったけれど、おっさんがレジに持って行くのには少し勇気が必要だったぞ。

 そして、描写の美しさと言うか、流れる様な文章と言うか、読むたびに新鮮な感がある。色褪せないとはこの様なことを言うのだと思う。

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