武田薬品京都薬用植物園/2022年初秋の研修会
前回の夏の研修会は抽選に外れてしまったため行けなかった。今回は、行政書士試験も1ヶ月半後に控えているため申し込みを躊躇った。結局は我慢できずに申し込んだわけだが。
淀屋橋からお京阪に乗って、出町柳駅まで行く。そこから叡山電鉄修学院駅を降りて、徒歩20分。この徒歩は行きが登りとなる坂道(当然、帰りは下り坂)。途中で、神社(鷺森神社)を抜けるショートカット道がある。
メインの植物園見学。夏の抽選に外れたことからもわかる通り、人気のイベント。15人程度のグループに分かれて10分ごとにスタート。写真の建物は、、神戸市東灘区に野口孫市氏という日本人が設計した建物。明治41年に田辺貞吉の邸宅として建てられたが、1995年の阪神・淡路大地震の時に半壊して、取り壊されることになっていたが、歴史的価値を鑑みて武田薬品工業(株)が数億円の費用をかけて、修復してこの地に移設したとのこと。添付写真のシャンデリアが当時のものかどうかは不明。
中では生薬標本が展示されていて、当然に一押しは信州大黄でした。(信州大黄は武田薬品工業(株)が開発した品種)
1時間半弱で見学会は無事終了。各植物の写真は、必要に応じて「生薬写真」へ追加するのでここでは割愛。
そして、見学会終了後に、以前(2020年11月15日)に、長居植物園の講習会でいただいた白朮が花は咲くけれど夏頃から葉っぱが枯れ出す件を相談してみた。梅雨以降に直接、本体(葉)にあまり水がかかるのが良くないとのこと。たしかに、夏場はスプリンクラーで朝晩に水がたっぷりとかかってしまう環境にある。来年は改善を試みるとしよう。
とりあえず、出町柳駅まで戻る。ちょうどお昼だったので、こぢんまりとした昭和感が漂っている居酒屋っぽいお店で昼食を摂った。もし夜だったら、一見ではふらっと入りにくい感じ。
お昼のサービスランチ(800円)を注文。
すごく良い。最近はどうしても万人ウケするために、塩や旨味成分をガンガン放り込んだ外食料理が多い中、家庭の味がする料理だった。
ただ、外食がメインの食生活で化学調味料に慣れきった人には物足りないと感じると思う。なお、ご飯は結構大盛り(自分自身が少食なので、世間一般的にはちょい大盛りくらいかな?)。
今回、往復共にプレミアムカーに乗ったけれど、始発駅から終点駅なのでどちらにしても余裕で座ってはいける。ただ単に、プレミアムカーでゆったりとしたかっただけ。