森野旧薬園
森野旧薬園は、行きたい行きたいと思いつつも交通の便があまり良くなく、なかなか腰が重たく実現には至っていなかった。(自家用車を持っていないので、電車とバスの乗り継ぎになる。)
ちょうど、数日前から暖かくなり始めたので、「片栗[かたくり]もそろそろ咲いているだろう。」と言うことで、有給休暇を入れて行ってみることに。
我が家からだと、近鉄・鶴橋駅で乗り換えるわけだが、近鉄は素人に過酷だ。準急や急行などによって並ぶ列が違う。普段、御堂筋くらいしか使わないと、並ぶ列が違うだけでストレス。なお、急行は赤色三角印に並ぶ様だ。7時13分鶴橋駅発の五十鈴川行きに乗る予定をしていた。しかし、少し早く駅について、素直にそこに並んでおけばよかったのだが、先に来た準急の方が早く榛原駅に着くとアナウンスを聞き間違えて乗ってしまう。乗車してから車内案内にてやはり間違いであったことに気がつく。次の布施駅で降りて、急行に乗り換える(結局、もともと乗る予定にしていた列車)。どうにか座れたが、途中からはそこそこ人が多くなる。
予定通り、8時3分に榛原駅に到着。本当はもう少しゆっくりしたいのだが、次の列車だと、榛原駅到着が8時30分ごろになり、次のバスが11時50分までない。究極の乗り継ぎの悪さ。
なお、バスは、8時9分、8時15分、8時26分、その次が11時50分。
大阪から来る場合は、選択肢として、8時3分着、9分発の大宇陀行きのバスに乗る。終着駅(大宇陀・道の駅)まで。
セントくんがお出迎え。
道の駅でモーニングを食べて、森野旧薬園(森野吉野葛本舗)が開園(開店)するのを待つ。あと、道の駅には、足湯があるので、次回訪問時は是非ともタオルを持参してこようと思う。
なお、ここ数日の温和な気候から一変し、4月だと言うのに、3月上旬の気候に舞い戻っていた。しかも大阪より肌寒く、薄着で来てしまったため、ちょっと辛い状態。(大阪の気温ですら10℃前後。予報では大宇陀の朝の気温は二℃、昼でも7℃。寒い・・・。
そしていざ、森野旧薬園へ。森野吉野葛本舗にて入園料の300円を支払い、いざ念願の森野旧薬園へ。
平日ということもあり、人も少ない。しかも朝の9時過ぎ。貸切状態でした。
猩猩袴がお出迎え。この横に白い猩猩袴も植えられていたが、うまく撮影できず・・・。また来年。
お目当のカタクリは、数日前(有給休暇を申請した時)の気候と違い、寒の戻りによって、イマイチ。本来なら斜面一面のカタクリが咲き誇っているんだろうなぁ・・・。と言う姿を想像してみた。
お昼ころには暖かくなるかもと、一縷の望みにかけて、昼ごろまで滞在したが、今日はやっぱりだめだった。
そうこうしているうちに、雲行きが怪しくなって来たので、再び道の駅に戻り、柿の葉寿司、日本酒、大和当帰柚子胡椒などを手土産に退散。