「障害者(様)やぞ」
今日は所用で阪急百貨店へ。
ゴールデンウイーク、しかもこどもの日とあって、親子連れなども多かった。
上階に用事があって、エレベーターの前で待っていた。
そしたら、エレベーターがどうやら乳母車(ベビーカー)優先らしく、後から来たベビーカーを押した母親とベビーカーがエレベーターに乗り込んで行く。
まぁ、この少子化かつ不景気な日本で、しかも今日はこどもの日とあれば、それもいた仕方ないし、日頃からベビーカー優先でも良いと思うくらいである。
そんな中、 私がエレベーターの先頭に並んでいたのだが、後ろに並んでいた60代くらいのジジイとババアがいて、超元気そうなんだが、ベビーカーが先に行くのが気に入らないらしく、「なんでベビーカーがあったら優先なんだ?、空のベビーカーでも持ってくればよかった。」などとブツクサずっとぼやいている。
そうこうしていて、1回目に来たエレベーターにはベビーカーが優先で乗れず、「まぁ、百貨店がこれだけ賑わっていたら日本の経済もまだ大丈夫だな。」などと考えつつ待っていたら、ついに後ろのジジイが叫んだ。
「俺は身体障害者やぞ!」
当然、その場をし切っていた阪急百貨店社員さんも無視。俺も無視。他のお客も無視。
そのあと、ずっと独り言の様に誰に聞かせるでもなく、大きな声でいかに身体障害者を大切にしないといけないかを声高に独り言を延々としゃべっていた。
もちろん、障害者も健常者も不平等なく生きられる社会が理想であるが、「子育てに勤しむ若い母親たちのために順番を守っている。」のだから、障害者だろうとなんだろうと、それだけ元気に文句も言えるのであれば、我慢すべきは我慢するのが当然だと言いたいのだが・・・。
障害者様はなんでも優先されて当然とか思っているのかなぁ?(確かに、障害者と言えば何でも許される風潮があるのは確かだが、だが逆にそれが差別を助長している)
まぁ、結局「うるさい、障害者様」って言ってしまいその場の雰囲気を悪くしてしまった私も大人気ないけど・・・ orz