ながいながいペンギンの話(いぬい とみこ)
小学低学年向けの児童書。
ひらがなばかりで、慣れるまでちょっと読みにくい(児童書なので、ひらがなばかりなのは当たり前)。
南極の夏の終わりに生まれた2羽の子ペンギンの物語。
文中に2度ほど出てきた
「すてきです。」
と言う単語の使い方が良かった。
ほんと、すてきです。
よちよち歩きの向こう見ず、ちょっと反抗期、人とのつながりの大切さを学ぶ、「すべき時にすべきをする」っという事を「とき」と言う2文字で、それぞれのシーンで表現している。
ちょっと頑張りたくなる本。
自分自身も確か小学低学年のときに読んだはずなのに、なんでこんな頑張ることを嫌う怠惰な大人になってしまったのか・・・。