読後感 けちゃっぷ(喜多 ふあり) 2010年2月15日 / 少し前に流行った「ケータイ小説」が好きな人には面白いかも。 奇をてらった設定は良いが設定だけで発展がない。短絡的なキャラクターに、淡々と変化無く進むストーリーに感じてしまう。 主人公(?)の設定ありきで、後からストーリをつけた様な感じ。芸事で言う「出落ち」な感。 それでも文藝賞を受賞しているわけだから、私が文学に対する能力が低いのだと思うけれど。