145条
妇人伤寒,发热,经水适来,昼日明了,暮则谵语,如见鬼状者,此为热入血室,无犯胃气,及上二焦,必自愈。
妇人外感寒邪,症见发热、畏寒等表证,正逢月经到来,病人白天神志清楚,夜晚谵语如见鬼神的,这是热入血室,不可用汗吐下法损伤胃气及上二焦,每可热退身和而自愈。
婦人が外感風邪に罹り、発熱して畏寒などの表証が見られ、ちょうど月経が始まり、昼間は意識がはっきりしているが、夜に鬼神のごとくうわ言を言うのは、月経が始まったことで外邪の影響を受け、邪熱が虚に乗じて子宮にしたのである(熱入血室)。汗を出させて治療する方法、吐かせて治療する方法、下して治療する方法(汗吐下法)を用いて、胃気と上焦、中焦を損傷し無ければ、熱が引いてきて自ずと癒える。
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上二焦:即上中二焦。