曲がれ!スプーン/長澤まさみ
ストーリー
U-NEXTより
ある年のクリスマスイヴ。喫茶店「カフェ・ド・念力」では年に1度のエスパーパーティーが開かれていた。エスパーたちは普段秘密にしている能力を思う存分披露していたが、そこへ超常現象バラエティ番組「あすなろサイキック」のADである桜井米(長澤まさみ)が現れ…。
10年以上前の映画。一応ではあるものの、管理人もマジシャンの端くれとして、「曲がれ!スプーン」のタイトルに惹かれて鑑賞。
原作としては、上田誠の戯曲である『冬のユリゲラー』とのこと(Wikipedia調べ)。もう、ユリゲラー世代も40代後半以降。かつての異常なまでのブームはもとより、そもそもユリゲラー知るものも減ってきた。TVメディアがヤラセも捏造もまだまだOKだった時代(※ヤラセや捏造も視聴者がわかっていながら見ていた時代)。そう言う意味ではTVが絶頂だった時代かも知れない。
各種のエスパー(念動力、透視、精神感応など)の能力者たちが巻き起こすドタバタコメディ。
最後の「エスパー・パーティの続きと洒落込みますか!」・・・こう言うノリは好き。変な社会的なメッセージ性もなく、楽しめた映画だった。
個人的には韮沢教授っぽい役の人がサンタを否定されて、間髪入れずに「サンタだって居るよ!」と言い切るところがちょっとかっこいいと思った(笑)