超常現象!?
ふとTVをつけると、超常現象として透視実験(?)のようなものが放送されていた。
結論から書くと、当然マジックなんですが、番組内ではあくまでも超常現象(超能力)として取り上げられている。
普通に考えればTVが何と言おうと「どうせタネがあるんでしょ?」っと考える方が多いですが、怪しい気功師とかが言葉巧みにマジックを悪用して人を騙している現実を鑑みればやはりこの手の番組はよろしくないと思う。
内容は以下のような感じ。(タネばれです。)
- ゲストが各種硬貨の山から適当に片手一杯に握る。
- マジシャンがそのまま拳を外から眺め、そのゲスト手の中の硬貨の合計金額を、マジシャンが持っている紙に記載する。(つまりここで透視したという設定だが、実際にはこの段階では紙には何も書かない。書いているふりをしているだけ)。
- ゲストの手に持っている硬貨をテーブルに広げ、金額の大きい硬貨から金額をみんなに分かるように順に数えて行く。(この間もマジシャンはずっと金額を書いた風に見せた紙をずっと大切に持ったまま。もしすでに金額が書かれているなら、誰かに預けても良いし、何処かにおいても良い。が、不自然なまでも金額が書かれているはずの面を見せないように持ち続けている。)
- (ゲストが金額を数え終わる頃、あるいは数え終わったら、隠し持った鉛筆でその金額をマジシャンの手に持った紙に書く。)
- 金額の書かれた紙を観衆に見せると金額が一致している(当たり前だけど)。透視した段階ではゆっくりと数字を書いているのに、見せた紙に書かれた数字はミミズがはった後のような文字になっているのも、隠し持った状態で数字を書いているからなんですね。
っと、まぁ超能力の解説はここまでとして、超常現象Xファイルっていうテレビ朝日の番組だけど、捏造はいかんだろ。っとか思った次第。
ちなみに、ウェイン・ホフマンって言うマジシャンだった。